伊勢参りやじきた道中記 12/8・9号 ーおっさんの野望編ー

12/8（土）晴れ

おっさんにはおっさんなりの野望がある。
その野望を叶うべく伊勢詣でに参じる。

中学校の同級生3人で伊勢参りに行ってきました。
気を使わないでいい40年来の友人たちとの旅行は本当に楽しいものでした。

前の日まで温かったのに一気に極寒状態に。
それでも爺さんたちの熱気は一気に高まる。

お得と言われた伊勢参り切符。本当にお得でした。
9時20分の近鉄特急に乗り込み、座ったとたんに一気に盛り上がる。
10分に一回は立ち上がって突っ込みが入る。
笑いっぱなしであっという間に伊勢市に到着。
まずは外宮に参拝する。

なにせ伊勢は小学校以来なので参拝ルートが分からず、人の波についていく。
途中、縄で囲われたポイントがあり、皆さん手をかざしている。

謂れが書かれた立て札もなく、ポツンとある石。
ちょうど縄を張り直しに来た宮司さんがいたので聞いてみる。
これはなんかの謂れがあるんですか？
＞これは何の意味もない。単なる石。
＞どこぞの誰かが勝手にパワースポットやと言い出したのでこんなことになってるんや
と迷惑そうに縄を張っていた。
ま、パワースポットなんてこんなことから始まってるんでしょうね。

そして本宮に参拝する。
 

広い敷地にポツンと建てられたお社。
意外と質素であっさりしている。これが長い歴史と由緒というものか。
隣にもっと広い空き地があるが、これが次回の遷宮場所か。

次はバスに乗って内宮へ向かう。

五十鈴川に立ち寄ってみるが、川岸から川面までそこそこの高さがあり、腰も痛くなるし下手したらドボンと頭から落ちそうになるので見ただけで去る。

本宮に参拝。

おかげ横丁にも寄りましたが、賢島行きのバスの時間までまだまだ2時間以上もあるのでもう1周本宮を参拝する。

それでも時間が余ったので内宮内の休憩所で駄弁る。

14時過ぎにお得切符についているパールシャトルバスに乗って賢島まで1時間のドライブ。
賢島からホテルまで歩いて行くが、途中道を間違えとんでもない山の中へ入り始める。
早い目に気づいて引き返し無事にホテルに到着。
到着が遅かったので食事は20時からだ。
その間、風呂にゆっくり使って、部屋でくつろいで待つ。
食事のあと、また駄弁る。
よくまあ、そんなに話すことがあるもんだ。

わたしの今までの経験ではおっさん3人集まると必ず一人はいびきをかく奴がいる。
今回は寝て早々にHが大きないびきをかきだした。
しばらくしてSもいびきをかきだした。
お前ら二人ともやったんか。
（明日に続く）