勝手に伊賀上野マラニック 7/13号(パート1)

7/13(土)雨 8:14~15:50 スタート
伊賀上野まであと23km(26.9キロ)を6時間24分57秒で完歩

今日は「勝手に伊賀上野マラニック」の前半戦。
近鉄奈良駅を出発して行けるとこまで行く。
予定では月ヶ瀬口駅
また、山歩きでお世話になっているAkaoni先輩が一緒に来てくれることになった。
Akaoni先輩は高校生の時からやから半世紀以上も山に登っており、大ベテランだ。
途中、昔から現在までの山登りの話など色々と面白い話を聞かせてもらいました。

8時過ぎに近鉄奈良駅をスタート。
あいにくの雨模様。
ポツポツと雨が降り出した。
春日神社を抜け、春日山原生林へ入る。
上りは雨で濡れて滑りやすい。
Akaoni先輩から鹿が多くて湿ったこういう場所には蛭がいてるから気を付けるようにとのご忠告。
ヒルは鹿にくっついて移動するらしい。
でも、この道は10回以上通っているが、いまだに蛭に襲われたこともないし、見たこともないのでどうなんやろう。
春日山原生林を過ぎ、峠の茶屋で写真タイム。
峠の茶屋の爺ちゃんに話を聞きましたが、ここだけは時間が止まっている感じです。
爺ちゃんは何度も「わらび餅はいらんか」と聞いてきます。
壁に「うどん」とかいったメニューも貼ってありましたが、注文しても「うどんはでけへんけど、わらび餅はいらんか」と言うんでしょうね。

ほどなく円成寺に到着。
円成寺の池を見て「なんで鯉がいてないんや」と指摘するAkaoni先輩。
鯉はイタチやハクビジンに食べられたんじゃないでしょうか。あるいは人間に。

事件が起きたのは円成寺脇の集会所の軒下で雨宿り兼休憩をした時でした。
Akaoni先輩の靴下にヒルが喰いついてるじゃないですか。
Akaoni先輩ははじこうとするのをちょっと待ってもらって写真を撮りました。

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ヒルが実際に血を吸っている貴重な写真です。
この間もAkaoni先輩からどんどん血が失われているんですが。
仮にヒルの蛭男くんとします。
写真を撮り終わってから蛭男を指ではじいても動きません。
靴下の網目の間から吻を伸ばしてしっかり肌に喰いついて離れません。
「蛭男、根性あるな」とちょっと感心しました。
結局、蛭男をティッシュで掴んで道端に捨てました。Akaoni先輩が。
おそらく、蛭男は草むらへは遠すぎて入れず、このまま道端で乾いて野垂れ死にする運命でしょう。
Akaoni先輩を襲たのが運の尽き。
吸血鬼には当然の報いでしょう。

その後、再び山道を歩いていると後ろのAkaoni先輩が奇声を発しだしました。
なんやろと振り向くと、今度は首筋にヒルがいたらしい。
首筋ということは上から落ちてきたのか?
よっぽどAkaoni先輩はヒルに好かれる体質らしい。
先頭を歩くわたしは無傷。
もしかしたら襲う順番があるのかも。
おそらく普段はじっと動かずに丸まっているはず。
人がくると振動か、体温か、臭いか、CO2濃度かぶ反応し、活動状態に入る。
ちょうど一人目でセンサーが反応して活動状態に入り、二人目で「よっしゃー!」と襲い掛かる仕組みか。
これでAkaoni先輩のヒルの話は事実であるということが証明されました。
一瞬たりとも疑ってはおりませんでしたよ。Akaoni先輩

いかん、ヒルの話でパート1が終わってしまいました。(続く)

今月の歩行距離はこつこつ歩いて46.3km。