山小屋ジムの攻防

山小屋ジムでトレーニング後、風呂に入ると爺さん3人の先客がいた。
浴場では石鹸もシャンプーも使用禁止と最初に注意された。

そして目を疑う光景が・・・・・
爺さん3人とも石鹸とシャンプーの容器を持っている。
壁を見ると「石鹸とシャンプー禁止」の張り紙が。
爺さんを見ると石鹸とシャンプーの容器が。
壁を見ると「石鹸とシャンプー禁止」の張り紙が。
使ってもいいのか?
爺さん3人が違反しているのか?
いや、多分ジジイ3人がダメを承知で持ってきてるんだろう。
とはいうものの、使っている現場を見たわけではない。
あくまでも見たのは容器だけ。
でも、使いもしない容器だけ持ってくる物好きはいないだろう。
それも3人も。
ま、もう少し様子を見るか。
脱衣場に戻ると、このジムに対するご要望とその返事が書かれた紙が壁に張り出されていた。
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ご要望:浴場で石鹸とシャンプーが使いたい。
返答:駄目です。
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明らかにダメを意識させるための張り紙だ。
ジム側もひそかに使われているのを知ってるんだ。
これは絶対に風呂場の掃除をしたくないというジム側と運動の後は汗をさっぱり流したいという利用者との石鹸とシャンプーを巡る攻防だ。