大阪マラソン・ボランティア日記 11/25号

大阪マラソンのボランティアに行ってきました。
今は走れないので少しでもマラソン大会の空気を感じたかったので。
場所は大国町エリアでした。

片側2車線の計4車線の南北の道路を閉鎖した交差点あたり。
ランナーが使うのは東側のみで西側は閉鎖したままで使わない。
今日はボランティアが5人も欠席で人が足りない。
そこで西側の交差点を2人で担当してもらいたい。
しかも無理やり自転車でつっこもうとしたり、横断しようとする人がいるので男性にお願いしたいとリーダーか依頼があった。
男性は5人しかいない。爺さんが3人と中年が二人。
ちなみにわたしは爺さん組にカウントした。
やるからには難儀な仕事したろうと「ほんならわたしがします」と申し出た。
もう一人、Yさんという爺さんが「わしもやるわ」と手を挙げた。

二人で反対側の交差点へいき、わたしが多分こっちの方が何かとあるやろなと思って「東向きの横断歩道を担当しますので、Yさんは南向きの横断歩道をお願いします」と言ったらYさんは東向きの横断歩道についてきた。
おいおい、この爺さんは人の話を聞いてるんか。
Yさんを南向きの横断歩道に連れていき、「ここをお願いします」と言う。
Yさんはこのボランティアの仕事を理解してるのかどうか分からないが、ウロウロするだけ。
しばらくして南向きの横断歩道を見るとYさんがどこにもいない。
あかん、あの爺さん仕事する気はないんや。
もうええわ、一人で両方見るわ。
時々、Yさんは姿を現すが、ウロウロするだけ。

1時間ほどしてリーダーがやってきて「反対側の道路の沿道に人が多すぎて今のメンバーでは整理しきれへんので一人応援に来てもらえますか。あなたなら上手く捌けるのでお願いします。」
そんなベンチャラ言うても何もでーへんで。
ええ???私ですか??
「嫌ですか?」
いえいえ、嫌じゃないですが、ごらんのとおりYさんが当てにならないのでわたしが一人でここを担当した方がいいのではないですか。
そう、その時Yさんはいなかった。
「ところでYさんは?」と聞かれても「さあ」と首をかしげるしかなかった。
リーダーも状況を理解したのか「それで一人ではお願いします。」とYさんを探しに行った。
おかげで休憩も取れず、水分も昼食も取れずに5時間ほど一人で対応し続けた。
いや、一緒にいたガードマンも手伝ってくれた。
歩行者で無理から突破する人はいなかったが、自転車で突っ込んでくる人が結構いた。
「11時に天王寺につかなあかんのや。仕事なんや。なんとかしてくれ」
「なんで通られへんのや。すぐそこなんや」
タクシーで逆走してきた輩もいた。
タクシーから降りてきたから対応しようとしたらガードマンに止められた。
「厄介な人らしいから警察に任せましょう」
はいはい、そうしましょう。

結局、最後まで一人でした。
ま、自分で立候補した仕事なので何の文句もありません。
これで来年はマラソンの神様が大阪マラソンを走れせてくれるかもしれません。