爺さんたちの夢は尽きない お気楽3人旅

昨日から冬恒例の高倉中学爺さん3人旅が催されました。
旅といっても今年は近場の生駒山のバンガローを借りての夜通し宴会です。

メンバーはHとSとわたしの3人。
Hの車で途中のイオンで晩飯やらおつまみの買い出し。
わたしは鳥の丸焼きを食べたいと主張したのですが、そんなには食べれないと却下されました。くそう!!
爺さんの拒否は堅い。
わたしも食べきれる自信はないので受け入れざるを得ません。

生駒のバンガローはわたしの家からならば歩いて1時間ちょいなんですが、車だと遠回りするので結構時間がかかりました。
16時ぐらいにキャンプ場に着き、車から出ると外は震えるほどものすごく寒い。
バンガローは別荘のような作りなので隙間風は入らないが、それでも相当冷え込みそうです。
部屋の中でも外と同じ格好でないとだめじゃないのか。
寝たら凍死しないか。
などと寒さへのの不安がありました。
受付に着くと「バンガローにはファンヒーターがあります。灯油を300円でお分けしていますが、必要ですか?」といわれて
3人同時に「是非ともください」とお願いした。
こういう時の爺さんの決断は早い。
灯油はファンヒーターのカートリッジで渡されました。
これが300円なんて、なんて安いんだと感じてしまいました。
この寒さであれば500円いや1000円でも買っていたと思います。
おかげで凍えずに宴会ができ、凍死もせずに眠れました。

シャワーを浴びるのも寒いし、他にすることもないので料理などの宴会の準備を始めて17時には宴会開始です。
飲みながらの話しはとめどなく続く。
爺さんの食は細いが、ダラダラと鍋をつつきながら馬鹿話が繰り出す。
そんな鍋も2時間後にはなくなる。
あとは、柿の種やらチーズをちょびちょび食べながら飲み会は続く。
22時過ぎても話は尽きない。
爺さんの話しは長い。
馬鹿話ばかりもしてられないので話題は老後(年金後、仕事をためた後)や死んだ場合の話しになるが、直前に迫っている問題なのに誰も具体的計画をもっていない。
これがわたしを含めたお気楽世代の特徴なのか。
23時にHがダウンし、寝に行った。
Hはいびきがうるさいので2階で一人で寝かせました。
爺さんの判断には容赦はない。

あとは私とSだけ。
墓の話しになるが、こうしたらええの、ああしたどうなのと色々と案はあるものの、具体的行動は起こしていない。
日本人にとって墓ってなんなの?
結局、結論の出ないまま0時になったのでお開きにして寝ることにした。
2段ベッドには毛布と布団があり、暖かく眠れました。

翌朝、Sは日の出前に起き出し、ゴソゴソしている。
爺さんの朝は早い。
わたしは8時に起き出して、みんなでみそ汁とおにぎりで朝食を摂る。
その後、部屋の掃除と片付けをして10時にはキャンプ場を出発する。
行きしなに見かけたパノラマ広場から大阪平野を見たいというので一旦道を引き返した。
天気がいいのでよく見渡せました。
爺さんの欲望には正直である。
また、道を引き返して信貴山方面から下山する。
帰りがけにスーパー銭湯によって1時間半ほど心行くまでお湯につかって各自家に帰りました。
爺さんの風呂は長い。


やっぱり、爺さんの話しは長い。